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「フットケア領域」 Vol.8 2010年 10月 「足が痛いとき」①どこへ行けばいいの?

新古賀病院
石橋 理津子さん

創傷治療センター(通称:足外来)看護師長
褥瘡認定看護師
日本フットケア学会フットケア認定指導士
日本静脈学会認定弾性ストッキング・コンダクター

 

久しぶりのエッセイです。
長らくお休みさせていただきました。
足に関心のある方々、朗報ですよ。
九州各県内で(私が九州在住の関係上)フットケア研究会が発足の兆しをみせています。
各地域の拠点となる病院の先生方が、チームを組み足病変に対応しようとする動きが少しずつではありますが、見られてきました。良いことですね。
(さあ〜私も忙しくなるぞお〜!)
このような動きが全国へ展開することを望みますね。
近況報告はこの程度にして・・・・
今回は足が痛いときに「どこへ行けばよいのか?」です。
前回のエッセイでも書きましたが、足が痛いときに適切な診療科を選んで受診することは一般の方々には、非常に難しい事ですね。医療従事者でも足病変の場合は未だ認知度が低いため、適切な診療科をお勧めすることができないところもあるかもしれません。
また、足が痛いことを「病気」ととらえることが出来ない方々もまだ多いようです。
残念です・・・。放置して気づいたときには手遅れだった・・・などといったことがないようにしましょうね。

 

では、本題です。痛いときにどこへ行けばよいのか?
長時間歩いていて足が痛くなり一時休むと痛みが治まる:これは前回間欠性跛行というものでしたね。 しかしこの間欠性跛行には2つの疾患が疑われます。坂道を登るときに痛みを感じないようであれば、脊椎の疾患が考えられますので、 「整形外科」へ受診しましょう。そうでなければ、迷わず「循環器内科」へ受診をお勧めします。

この間欠性跛行は足の血流障害が原因で痛みを生じている可能性があります。血の流れ、血管の狭窄や閉塞を疑う場合は循環器科が専門領域となります。 今、循環器の先生方も足の血流障害に非常に高い関心を持っています。 キチンと検査を行い診断をつけてくれるはずです。検査は殆ど痛みを生じない非侵襲的検査で診断がつきます。痛くないですよ。ご安心を。。。
また巻き爪の痛みは皮膚科、または形成外科・整形外科への受診をお勧めします。外反母趾の痛みであれば 整形外科になりますが、外科的治療は「骨きり術」しか今のところありません。骨、削りますか???ちょっと怖いですね。 では、自分の足にあったオーダーメイドの靴を作ってはいかがでしょうか?痛みはかなり軽減できると思いますよ。
また、白癬の場合は皮膚科ですね。 胼胝や鶏眼で痛い場合の処置も「皮膚科・形成外科・整形外科」で対応が可能です。
一番良いのは、「足外来」足の専門外来を開いている診療機関を受診すると良いですね。そうすれば、足のあらゆる痛みの対応がほぼ可能です。 しかし、全国でもそのような医療機関はまだまだ少ないようです。日本フットケア学会のHPの口コミ欄を一度覗いてみてください。
全国各県で足の専門外来を行っている医療機関が必ず見つかるはずですよ。

次回は、循環器科を受診した場合、どんな検査が必要なのかをお話しましょう。
痛い検査は殆どありませんよ。だいじょうぶ・だいじょうぶ

 

「看護どっと合言葉」より転載

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