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「フットケア領域」 Vol.3 2010年 1月 「足が痛いとき」鶏眼(うおのめ)

新古賀病院
石橋 理津子さん

創傷治療センター(通称:足外来)看護師長
褥瘡認定看護師
日本フットケア学会フットケア認定指導士
日本静脈学会認定弾性ストッキング・コンダクター

 

鶏眼とは、限局的に起こる角質増殖のことです。
胼胝(たこ)は皮膚の表面に向かって増殖するため比較的痛みは強くありませが、
鶏眼は円錐形に真皮に向かって角質増殖していくために神経を圧迫して強い痛みを伴います。
中心に魚の目のような芯がみえるので俗に「魚の目」と呼ばれます。「鶏の目」ではなく「魚の目」なんですね。
ちなみにドイツ語ではHuhnerauge(鶏の目)というそうです。

 

原因は胼胝とほとんど同じです。
サイズのあわない靴を履きつづける、立ち姿勢が悪い、いつも同じ場所に体重がかかるなどの歩き癖、
など、いつも同じ場所に圧や刺激が加わることによってできます。

治療は胼胝同様、削皮となりますが、外科的治療としてレーザーやメスを用いて芯から取り除くことも可能です。
また市販のネイルコーナーなどで売られている甘皮削りを用いて削ると、浅い鶏眼であれば芯から取り除くことが出来ますが、
感染の危険性などもありますので、専門の医療機関を受診されることをお勧めします。

治療をおこなってくれる診療科は皮膚科、またはフットケア外来のある病院、形成外科などでも取り除く外科的治療は可能です。
(※フットケア外来を行っている病院の一覧は日本フットケア学会HPhttp://footcare.main.jp の「口コミ病院リスト」をご参照ください。)

市販で売られている貼り薬を使用すると楽に芯ごととれることもありますが、歩いているときに貼り薬がはずれないように密着させるのがコツです。
少しでも位置がずれてしまうと健康な皮膚がふやけてしまいます。注意しましょう。
胼胝同様、クッション性のある靴を選ぶ、かかとの高い靴やサンダルは履かない、歩き方をかえてみる、なども十分に効果があります。
やってみましょう。

 

 

「看護どっと合言葉」より転載

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