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「フットケア領域」 Vol.2 2009年 12月 胼胝(たこ)編

新古賀病院
石橋 理津子さん

創傷治療センター(通称:足外来)看護師長
褥瘡認定看護師
日本フットケア学会フットケア認定指導士
日本静脈学会認定弾性ストッキング・コンダクター

 

胼胝とは皮膚の下に骨などの硬いものがある部位に限局的に起こる角質増殖のことです。
皮膚の表面に向かって増殖するため比較的痛みは強くありません。

同じ場所に長時間または間欠的に圧迫や摩擦などの刺激が加わることによって発生します。

骨の変形・歩行の異常・足にあわない靴を履く、などによって同じ場所に圧がかかることが誘因となりますが、
職業または正座・あぐらを組むなどの動作が原因になることもあります。
圧が加わる部位が硬く黄色く変色し扁平に隆起してきます。足の裏におこりやすく軽い圧痛を生じます。

治療は削皮となりますが、歩くことによって痛みを生じる場合は皮膚科へいき、胼胝の確定診断をうけましょう。
鶏眼(うおのめ)疣贅(ウイルス性のイボ)との肉眼的判別がつかないことがありますので、皮膚科で鑑別をしてもらいましょう。
(※疣贅の場合、削ると増殖します。)

 

 

削皮をおこなってくれる診療科は皮膚科、またはフットケア外来のある病院になります。
整形外科などで削皮を行ってくれる施設もあるようです。
(※フットケア外来を行っている病院の一覧は日本フットケア学会HPhttp://footcare.main.jp の「口コミ病院リスト」をご参照ください。)

また基礎疾患のない方は、ご自分で削皮することも可能です。
その場合は市販のグラインダーなどで削ると傷をつくることなく削皮が可能です。
またネイルケア用品の甘皮削りなどを使用すると短時間で安全に削ることもできます。

原因を取り除くために、足に合わない靴は履かない、靴をオーダーメイドで作るなどが必要となりますが、市販のインソールで、
胼胝が出来ている部分をカットし簡単な除圧をおこなうことも有効です。
歩き方を自分なりに気をつけてみるなどの工夫も効果があるかもしれません。一度お試しください。

 

 

「看護どっと合言葉」より転載

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